本コースの概要

本コースはIoTなどの技術を学びたい方向けにトマト栽培の自動化を目指します。実現できることは、室内でのミニ・トマト栽培の水やりを自動化することです。もちろん、トマト栽培だけではなくハーブなど他の植物栽培にもご活用いただけます。

完成イメージ

システムの全体像

本コースでは、ミニ・トマト栽培に必要な実用最低限の機能として「自動水やり」を実現していきます。

本コースには含まれていませんが、現在はカメラ撮影など自動水やりから更に自動化を発展させています。

こちらから最新の様子をご覧いただけます。

次のQRコードからもアクセスいただけます。

本コースの楽しみ方

本コースは動くものを作ることはもちろん、その後はトマトの育成を楽しんでいただけます。

  • 小さなスマート農園の所有者になれる
  • 自動化するときの工夫点が学べる
  • 種から育てる楽しみを体験できる

こんな方におすすめ

デジタル初心者の方や家庭菜園をスマート化したい方におすすめです。

  • マイコンやIoTに興味がある初心者の方
  • 学びながら実用的なものを作ってみたい方
  • 家庭菜園に最新技術を取り入れてみたい方

本コースの流れと所要時間

  • 第1章 小型マイコンを動かしてみよう(約50分)
  • 第2章 水やりを自動化してみよう(約30分)
  • 第3章 スマホへ通知しよう(約40分)
  • 第4章 水やりをIoT化してみよう(約40分)
  • 第5章 トマト栽培を開始しよう(約30分)

必要なもの

本コースで使用します。必ず同じものを購入ください。

必要なもの購入先のリンク
M5StickC Plus スイッチサイエンス
M5Stack用 水分測定センサ付き給水ポンプユニット       スイッチサイエンス

本コースで使用しますが同じものでなくても問題ありません。

推奨するもの購入先のリンク
Type Cケーブル・充電器Amazon
貯水容器付きプランター(直径20cmから30cmのもの)Amazon
ミニ・トマトの種Amazon
給水用のコップ(ご家庭にあるグラスコップ等の容器)
栽培用の土

注.Type Cケーブル・充電器はM5StickC Plusには付属されていませんのでご自身で準備ください。

注.プランターは一定期間、貯水できる容器のあるものを選んでください。

その他、インターネットを使いますのでWiFi環境が必要となります。

ご自宅やオフィスのSSIDとPasswordをご準備ください。

目次

第1章 - 小型マイコンを動かしてみよう

本章では、小型マイコンボードの初期設定と開発方法を学びます。動くものを素早く作っていただくために、トマト栽培の自動水やりを実現するための必要な最低限の開発をしていきます。...

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第2章 -水やりを自動化してみよう

本章では、前章で準備した小型マイコンボードに機器を取り付け、プログラムを作成し、自動水やりを動かしてみます。具体的にはセンサーの値を小型マイコンで制御し、水やり作業そのも...

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第3章 -スマホ通知をしてみる

本章では、自動で水やりされたことをスマホに通知する仕組みを作ります。具体的には、外部のWEBサービスを組み合わせて、皆さんが普段使っているスマホを使い、LINEへ水やりが...

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第4章 -水やりをIoT化してみよう

本章ではセンサーから取得した土の水分量をグラフ化し、過去から現在までどのように変化しているのか確かめられるようにします。前回行ったスマホへの通知と同様に、1からプログラム...

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第5章 -トマト栽培を開始しよう

最終章は、第1章から第4章で学んだこと組み合わせトマト栽培を開始します。また、自動水やりによるトマト栽培をスタートしてもらうために、大切なポイントについても触れていきます...

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